無二

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オイルコードバンのコインケース 5種(5つのカラー)

2016年07月23日(土)


コードバンとは、馬の臀部のみに存在する繊維質で構成された革です。臀部の皮膚は馬革として加工されます。その皮膚の下にある繊維質が皮革としての「コードバン」になる部分です。ただ、単に皮膚と繊維質を切り離せばコードバンの層がでてくるかというと、、、そうそう簡単な事ではありません。。。

前述したように、皮膚と繊維質部分を切り離して馬革とコードバンに分けられて別々に加工されるわけですが、コードバンは皮膚面(銀面)がない素材です。何故かというと、馬革・牛革は、皮膚とその下の繊維質の2層構造で構成されています。コードバンは、繊維質なので繊維質1層構造で構成され、切り離されただけではコードバン層がまだまだ見えていない状態と言うことです。

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という事で、人の手が加えられる訳ですが~熟練の職人さんがコードバン層を含んだ皮革を一枚一枚、コードバン層が露出するまで削り出し作業を行います。

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コードバン層は、削り出されるとツヤの気配が確認できます~

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そして仕上げは磨き上げです~

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最後の磨き上げは、摩擦の原理を使って磨き上げていきます。最終の工程になりますので、キズが入ってしまうと革としては使えません。。。極上のコードバンに仕上がる様に熟練の技術と強いハートが必要です!

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写真は、コードバンのナチュラル(生成り)です。

色の濃いところと淡いところが入り混じり、コードバン繊維の味わい深い表情がわかりますね♪そしてなんといっても透明感のあるツヤ!なんとも言えません(^^)

そんな極上コードバンを使用したレザーブランドが【無二・Muni】です。無二・Muniでは、兵庫県・姫路市のコードバンタンナーである「新喜皮革」製のコードバンを使用しています。原皮がヨーロッパから輸入されてからコードバンになるまでおよそ1年。。。フルベジタブルタンニンでなめし加工される為、非常に長い時間と手間の掛かる素材で、僕達職人の手元に届くまでにもおよそ半年~1年掛かります。

↓色鮮やかなオイルコードバンの写真はこちら↓

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オイルコードバンは、オイル染色で色づけされています。透明感のあるツヤとしなやかな素材感はそのままに、コードバンの繊維質の表情を楽しめるよう、表面に色を乗せて磨き上げせず染色によって色づけすることで、表面は生成り(無垢)の状態なのです。

生成り(ナチュラル)、ライトブラウン、ブラウン、ダークブラウン、レッドブラウン、レッド、キャメル、オリーヴ、ネイビー、ブラックの計10色展開があります。※その時々の入荷によって販売可能カラーに変動があります。

↓オイルコードバンのコインケース(小銭入れ)5種はこちら↓

Processed with Rookie Cam
Processed with Rookie Cam

小銭入れ コードバン・OILダークブラウン×ブラウン

小銭入れ コードバン・OILネイビー×ブラウン

小銭入れ コードバン・OILオリーヴ×ブラウン

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現在、追加カラーバリエーションを制作中です~♪

 

プレミアムコードバンレザーブランド【無二・Muni】

無二・Muniオフィシャルサイト→ http://muni-leather.jp

無二・Muniオンラインショップ→ http://cordovan.muni-leather.jp/

主宰 宮崎泰二 (info@muni-leather.jp)

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