素材
革のダイヤモンド「コードバン」を使用
コードバンは、馬の臀部にある繊維が複雑に絡み合った層を削り出した皮革です。落ち着いた光沢と滑らかでしっとりした風合いが特徴で、その希少性もあって「革のダイヤモンド」と称されています。
無二のアイテムの外装は、国内で唯一コードバンのなめしを行っている「新喜皮革」(兵庫県姫路市)のタンニンなめしのコードバンを使用しています。生産に10カ月以上かかる素材であることから発注から入荷まで半年以上かかりますが、その美しさと重厚感はほかの革では得られない魅力です。
繊維が密に絡み合っているコードバンは、素材そのものにハリがあり、薄く仕立ててもシャキっとした質感があります。使い込むうちに手に馴染んで風合いがでてきますが、牛革と異なりハリと光沢は持続します。
各アイテムの内装には、タンニンなめしの国産牛革サドルレザーを使用しています。ほどよいハリとツヤがあり、経年変化を存分に楽しめます。
革はしなやかさと耐久性を兼ね備えた素材です。布地や合皮は使い続けるうちに劣化して破れや癒着が生じますが、オールレザーのアイテムはお手入れやメンテナンスをすることで長く愛用できます。
